50周年を迎えて

当社は今年で50周年を迎えます。まずは、多くの皆様にお世話になって50周年を迎えられたことを、深く感謝したいと思います。

 

創業当時はニクソンショックやオイルショックなどの不況が立て続き、さらに高度経済成長期も終わっていく中で、世の中が大きく変わる転換期でもありました。そのような混乱の中で、農協に務めていた父は「これからはプラスチックの時代が来る」ということを信じ、創業しました。

初めた当時は、大変な苦労があったと聞いています。お金、仕事、技術習得、人、品質、価格管理、生産計画・・・。これらのことを何の経験もない人が、初めからすべてやらなくてはなりません。特に工業系の創業は初期投資が大きくなるので、色々がかみ合わないとお金がショートしやすいのです。よく創業から10年で9割の会社が潰れると言いますが、やはり、これを乗り切るには努力と才能、そして運も必要になると思います。

また、過去にも仕事が半減するような危機的状況が何度かありましたが、その都度、方向性を変えて持ち直しながらやってきました。ここで学んだ最も大切なことは、「“お客様”と“人”がいなければ何も出来ない」ということでした。当たり前のことなのですが、身をもって実感したことです。

 

これからの製造業を取り巻く環境は、今まで以上に責任が重くなり、要求される内容も変化していくと思いますが、先人たちの努力とこれまで学んできた事を活かし、次の時代でも成長を続け、100年企業を目指していきたいと思います。

 

 

2022年7月1日

株式会社 大塚プラスチック工業

代表取締役 大塚 輝之